「また夜勤?」と勤務表を見るのが嫌になっていませんか?
新しい勤務表を確認したら、今月も夜勤が多い。
夜勤明けでようやく休めると思ったのに、数日後にはまた夜勤。
周囲のスタッフと比べても、
「私だけ夜勤が多くない?」
と感じることもあるでしょう。
夜勤手当があるため、夜勤を希望する看護師もいます。
一方で、夜勤が続くことで生活リズムが整わず、休日になっても疲れが残ってしまう人もいます。
特に日勤と夜勤を繰り返す勤務では、単純な勤務回数だけでは負担を判断できません。
大切なのは「何回なら普通か」だけではなく、自分が無理なく働き続けられているかです。
夜勤回数だけでなく勤務の並び方も確認する
「今月は夜勤が多い」と感じたら、まず勤務表全体を確認してみましょう。
見るポイントは夜勤の回数だけではありません。
例えば、
・夜勤が短い間隔で続いている
・日勤と夜勤の切り替えが多い
・十分に休めないと感じる勤務が続いている
・休日にも疲れが残っている
・希望していない夜勤が増えている
などです。
同じ夜勤回数でも、勤務の組み合わせによって負担の感じ方は変わります。
「夜勤が6回だから多い」と数字だけで判断するより、実際の勤務と自分の状態を一緒に振り返ってみましょう。
夜勤回数と勤務の並び方をセットで確認することがポイントです。
夜勤そのものがつらくなっている場合はこちらの記事も参考になります。

ほかの看護師と夜勤回数が違う理由も確認する
勤務表を見ると、
「〇〇さんは3回なのに、私は5回ある」
と気になることがあります。
ただし、夜勤回数が違うからといって、必ずしも自分だけ不公平に扱われているとは限りません。
スタッフによって、
・勤務形態が違う
・家庭の事情がある
・夜勤回数について事前に相談している
・夜勤を多く希望している
・勤務できる曜日に違いがある
などの事情がある場合があります。
もちろん、明らかに自分へ夜勤が集中している状態が続くなら確認しても構いません。
ただ、事情を知らないまま周囲と回数だけを比べ続けると、それ自体がストレスになることもあります。
「ほかの人より多い」だけでなく、自分の勤務条件と照らして考えてみましょう。
夜勤が多いことで何がつらいのか整理する
夜勤回数を減らしたいと思ったときは、「夜勤が嫌です」だけではなく、具体的な負担を整理してみましょう。
例えば、
・夜勤明けに眠れない
・夜勤前にも仮眠できない
・食事の時間が不規則になる
・休日も寝て終わってしまう
・家族との時間が合わない
・日勤へ戻るときがつらい
・疲れが抜けないと感じる
などです。
負担の原因が分かれば、夜勤回数そのものを減らす以外の方法が見つかることもあります。
「夜勤が多い」から一歩進めて、「何が一番つらいのか」を整理することが大切です。
夜勤明けに眠れないことが負担になっている場合はこちらも確認してみてください。

夜勤明けに予定を詰め込みすぎない
夜勤明けの日を「休み」と考えて、予定をたくさん入れてしまうことがあります。
買い物へ行く。
友人と会う。
家事をまとめて済ませる。
用事を済ませてから眠る。
しかし夜勤明けは、すでに一晩働いた後です。
そのまま長時間活動すると、休息する時間が少なくなります。
特に夜勤回数が多い時期は、夜勤明けの予定を調整して休む時間を確保することも考えましょう。
夜勤明けを通常の休日と同じ感覚で使い切らないことも大切です。
夜勤前後の睡眠パターンを記録してみる
夜勤が多くて疲れていると感じるなら、数回分だけでも睡眠の状態を記録してみる方法があります。
記録する内容は難しく考える必要はありません。
・夜勤前に何時間眠れたか
・夜勤中に休憩できたか
・夜勤明けに何時頃眠ったか
・翌日に疲れが残ったか
などで十分です。
記録を続けると、
「連続して夜勤が入ると特につらい」
「夜勤前に眠れなかった日の負担が大きい」
など、自分の傾向が見える場合があります。
勤務について上司へ相談するときにも、具体的な状況を説明しやすくなります。
夜勤前に仮眠できない場合はこちらの記事も参考になります。

夜勤回数を減らしたいときは上司へ相談する

夜勤の負担が大きくなっているなら、勤務表を作成している上司などへ相談する方法があります。
その際、
「夜勤をやりたくありません」
だけではなく、
「夜勤が続いた後に疲れが残り、次の勤務まで十分に回復できないことが増えています」
「可能であれば夜勤回数について相談したいです」
など、現在困っている状況を伝えます。
必ず希望通りになるとは限りませんが、相談しなければ職場側が負担に気付いていないこともあります。
限界まで我慢してからではなく、働き続けるための相談として伝えてみましょう。
「みんなやっているから」で我慢しすぎない
周囲の看護師が同じように夜勤をしていると、
「自分だけつらいと言えない」
と思ってしまうことがあります。
また、先輩から、
「昔はもっと夜勤が多かった」
と言われることもあるかもしれません。
しかし、夜勤による負担の感じ方は人によって異なります。
生活環境や通勤時間なども同じではありません。
周囲が続けられているからといって、自分も同じように続けられるとは限らないでしょう。
周囲と比べるより、自分が現在の勤務を続けられる状態なのかを考えましょう。
夜勤を減らすと収入が変わることも考えておく
夜勤回数を減らす場合、確認しておきたいのが収入です。
勤務先によって条件は異なりますが、夜勤回数が減れば夜勤に関連する手当も変わる可能性があります。
そのため、
「夜勤を全部なくしたい」
と考える前に、
・現在の夜勤回数
・夜勤による収入
・何回までなら続けられそうか
・収入が変わっても生活できるか
などを整理してみましょう。
「0回か今まで通りか」の二択ではなく、可能なら回数を調整する考え方もあります。
夜勤を減らすときは、身体の負担と収入の両方を確認しておきましょう。
夜勤回数を減らしてもつらい場合もある
夜勤を5回から3回に減らせば、必ず問題が解決するとは限りません。
そもそも夜勤という勤務スタイル自体が合わない人もいます。
例えば夜勤回数を減らしても、
「夜勤前は毎回ほとんど眠れない」
「1回夜勤をすると何日も生活リズムが戻らない」
という状態なら、回数だけの問題ではない可能性があります。
その場合は、夜勤のない働き方まで含めて考えてみてもよいでしょう。
「回数が多い」のか「夜勤そのものが合わない」のかを分けて考えてみましょう。
日勤のみの働き方を検討する方法もある

看護師だからといって、必ず夜勤を続けなければならないわけではありません。
働く場所によっては日勤中心の求人もあります。
夜勤を続けることが大きな負担になっているなら、自分が希望する仕事内容や勤務条件を整理しながら、別の働き方を調べてみる方法もあります。
ただし、「もう夜勤は無理」と勢いだけで転職先を決めるのは避けたいところです。
勤務時間だけでなく、
・給与
・休日
・仕事内容
・通勤時間
・残業
・職場の教育体制
なども確認しましょう。
夜勤をしない働き方を選ぶ場合も、勤務時間以外の条件まで確認することが大切です。
日勤のみへの転職を考えている場合はこちらの記事も参考になります。

仕事と生活のバランスから考えてみる
夜勤回数について考えるときは、仕事だけで判断する必要はありません。
夜勤が多いため家族と生活時間が合わない。
休日が疲労回復だけで終わる。
趣味や自分の時間を持てない。
このような状態が長く続けば、働き方そのものへの不満につながることがあります。
給与や仕事内容が希望に合っていても、生活とのバランスが崩れているなら長く続けることが難しくなる場合もあります。
夜勤回数は「仕事」と「自分の生活」の両方から考えてみましょう。
働き方と生活のバランスに悩んでいる場合はこちらも参考になります。

改善されないなら職場を変えることも選択肢
夜勤回数について相談しても変わらない。
人手不足で今後も夜勤が減る見込みがない。
夜勤を減らす勤務形態も選べない。
そのような状況で負担が続いているなら、現在の職場だけにこだわる必要はありません。
転職を検討する場合は、
「夜勤なし」
だけを条件にするのではなく、
「夜勤は月〇回程度まで」
「日勤中心」
「生活リズムを整えやすい」
など、自分がどこまでなら働けるのか整理しておくと職場を比較しやすくなります。
今の勤務を続けることだけを前提にせず、自分に合う働き方を探すことも選択肢です。
ポイント
・夜勤回数だけでなく勤務の並び方も確認する
・夜勤の何が一番負担なのか整理する
・夜勤前後の睡眠や疲労を記録してみる
・夜勤回数を減らしたい場合は早めに相談する
・夜勤を減らした場合の収入も確認する
・回数ではなく夜勤そのものが合わない場合もある
・改善されなければ日勤中心の働き方も検討する
まとめ
看護師として夜勤が続くと、「今月は夜勤が多すぎる」と感じることがあります。
まずは回数だけを見るのではなく、勤務の並び方や夜勤前後の睡眠、休日まで疲れが残っていないかなどを確認してみましょう。
負担が大きい場合は、現在の状況を整理したうえで上司へ夜勤回数について相談する方法があります。
また、夜勤を減らす場合は収入への影響についても確認しておきたいところです。
回数を調整しても夜勤そのものがつらい場合は、日勤のみを含めた別の働き方を考える方法もあります。
周囲の看護師と比べて我慢するのではなく、自分が無理なく働き続けられる勤務スタイルを考えていきましょう。


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